薬学部で躓かないために

薬学部での勉強

薬剤師になるためには、薬学部に合格した時点でもう安心というわけではありません。
薬学部を卒業しなければ薬剤師試験の受験資格を得ることが出来ませんから、少なくとも卒業出来るように大学の勉強についていく必要があります。
意外と入学後に躓いてしまう事が多いのが薬学部の特徴でもありますから、躓いてしまう原因を解析し、そうならないために対策を取っていくことが重要になるでしょう。

まず何よりも躓きやすいポイントとなるのが、基礎学力が足りていないという問題です。
大学の受験で必要な知識と、その後の大学の勉強で必要な知識というのは、必ずしも一致していません。
そのため、大学の勉強に必要な知識の方が得られていないことによって、その後の大学の勉強についていく事ができず脱落してしまう人が少なくないわけです。

これについては、高校の勉強以外についても勉強を進めていく他にありません。
多くの大学は大学内の授業に必要な基礎知識を教える基礎講座を持っていますのでそちらの授業を並列して受けることで、自分の知識を鍛えていくことが重要になります。

次に、勉強の方法が身についていない、というのも一つのポイントとなるでしょう。
高校までの勉強と、大学からの勉強というのは根本的に性質が違っています。
高校までの勉強は主に「受験のための勉強」であったのにたいして、大学の勉強は「勉強のための勉強」になっています。

そのため、高校までとは違った、大学での勉強法というものを身につけていかなければなりません。
大学の勉強と言うのは受動的に行えるものではなく、自発的に学んでいく姿勢というものが必要になります。
自分からどこを勉強するべきなのかを考えて勉強する、「思考学習」というものが重要になってきます。

そして三つ目が、試験対策ができていないことです。
大学の試験は高校までの試験に比べてシビアであり、規定点数に届かないと容赦なく単位を落とされてしまう可能性が高くなります。
そうならないためにも、試験の対策をしっかりとって置かなければなりません。

教授によって出題傾向などが違っていますから、過去問を入手するなどしてある程度別アングルからの準備を進めていくことも重要でしょう。

留年との戦い

大学の勉強に躓いてしまうと、待っているのは留年です。
高校までで留年をする人というのはそれほど多くはないのですが、大学では結構な人数の人が留年をしています。
では、何故留年してしまうのでしょうか?

まず第一に、大学生活をもっと簡単なものだと考えていたということが挙げられます。
確かに大学というのは遊ぶことができる時間が多い期間であることも間違いありませんが、こと薬学部については必ずしもそうではありません。
試験が難しく専門的であるため、あまり遊びすぎていると簡単に単位を落とします。

そして、こういった学力のギャップというのは、意欲にも直結してきます。
一度遅れを取るとそれ自体が重石となってどんどん遅れて行ってしまうということが少なくありません。
まずは、最初の遅れを出さないために、大学での勉強というものを理解することが留年をしないために重要になるでしょう。