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ほんとにいい薬学部は?

薬学部の紹介

薬剤師になるためのルートとしては、薬剤師養成課程のある大学か、薬学部のある大学を通る必要があります。
そこでここでは、より視野を広げることが出来て、かつ薬剤師への道を開くことが出来る薬学部を有する大学について紹介していきたいと思います。
ただ、薬学部ならばどこでも良いというわけではなく、あくまで薬学部の卒業は受験資格を得るだけなので、実際に試験に合格することが出来る実力のある大学を選ぶことも重要なポイントとなります。

では、本当に実力のある薬学部はどういった所になるのでしょうか?
様々な観点から評価を行い、「本当に良い薬学部」を考えていきたいと思います。

1位と2位の紹介

本当に良い薬学部の、まず第一位は慶応義塾大学薬学部です。
偏差値は65と非常に高く、難関校であることは間違いありません。
さらに、偏差値だけではなく合格倍率も非常に高く、ここに合格するのは並大抵の努力では足りないと言えるでしょう。

しかしながら、狭き門に値するだけの教育がこの大学では行われています。
薬学部試験の合格率は62パーセントを誇り、全国的に見てもかなり高い水準であると言えます。
この大学の何より良い所は、薬剤師資格をとった後に就職活動を行うにあたって、大学のネームバリューが非常に強い所にあります。

特に製薬会社などの難関就職先となると、大学のネームバリューというは重要な意味を持ってきます。
学術薬剤師としての仕事をしたいのであれば、こういった大学の薬学部を目指すのが良いでしょう。

第二位は横浜薬科大学です。
こちらは慶応に比べると知名度は低く、それに伴って倍率もそれほど高くはありません。
偏差値も50程度となっており、薬学部としては低めの水準なので合格がそれほど難しくないのがポイントの一つとなります。

では、何故そのような大学が第二位になるのか?というと、それは薬学に関する教育が非常に高いレベルにあることがポイントです。
在学中に薬学供用試験というものが行われるのですが、この試験の合格率が96.8%という驚異的な水準を誇っています。
国家試験に関しても非常に合格率が高く、試験に対して強みがあるのがこの大学の特徴ということになります。

3位から4位の紹介

第三位として紹介するのは、国際医療福祉大学の薬学部です。
こちらの大学は偏差値が43と低くなっており、学科が苦手でも入学しやすい環境となっています。
センター試験利用でも入学することが出来、試験の機会が多いのもポイントだといえるでしょう。

ただ、試験の合格率は59.3パーセントと高い水準であり、難関大とくらべてもそれほど劣っているわけではありません。
教育環境が整備されているので、薬剤師を狙うのであれば十分だと言えます。

最後に第四位として紹介するのは、城西大学の薬学部です。
こちらの大学は定員割れを起こす可能性があるほど入学がしやすいのがまずポイントとなっています。
ただ、教育レベルは高い水準にあるのがポイントです。

中堅の大学としては十分である49.3パーセントの合格率を誇っています。
薬剤師だけではなく、管理栄養士などを目指す人も多いため、全員が薬剤師試験を受けているわけではない上での結果となります。