免疫力を高めて感染予防

病気を防げる「免疫」とは何なのか

人の病気予防について調べていると、必ず聞かれるのが「免疫」という言葉です。
「免疫」とは簡単に言えば人の体の中に病原となる細菌やウイルスが侵入してきたときに、それを攻撃して追い出すことができる力のことを言います。

ですので「免疫力が高い人」というのは病気全般にかかりにくく、かかっても回復が早い体質を持った人ということになります。

この免疫力は体力と大きな関係を持っており、子供や高齢者といった体力の少ない人は全体的に免疫力が低く、健康状態のよい成人は免疫力が高いとされています。

しかしそうした体全体の免疫力とは別に、特定の病気に対して強い抵抗力を持つ意味での「免疫力」もあります。
「生涯免疫」と言われるものですが、これは風疹や麻疹、おたふく風邪、ポリオ、水疱瘡、日本脳炎の6種類の病気に対してのもので、一度感染したら二度とかからないことからそう呼ばれます。

これらは事前に予防接種を受けておくことにより、実際に罹患を経験しなくても体内に免疫を持つことができるので乳幼児期に定期接種としてワクチンを受けておくことが通達されています。

風邪のウイルスも予防接種で防げます

上記6つの病気は子供の時に非常に罹患しやすいという特徴があるだけでなく、大人になってから罹患をすると重篤化しやすいという特徴があります。

特に女性が妊娠中に罹患をしてしまうととても危険な状態になってしまうことから、確実に子供のうちに予防接種を受けておくことが推奨されます。

一方で一度予防接種を受けても、二度三度と罹患してしまう病気もあります。
毎年流行するインフルエンザなどがそれで、特に近年では昨年流行したタイプと全く別の型のウイルスであるため予防接種がきかないということもしばしば起こります。

しかしその年に流行するインフルエンザウイルスは早めに医療機関よりワクチンが用意されており、早めに予防接種をしておくことでその年の罹患を防ぐことが可能です。

元来備わっているだけの免疫力では対抗できない未知のタイプのウイルスも近年では増えているので、健康管理のために上手に免疫力を高められるワクチン接種を利用していきたいところです。